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小平漁協のフォト日誌

奈良倉山(1349m)


奈良倉山

 せっかくの三連休も初日は仕事、さて残りの二日で何処へ行くか?高速道使いではどこも渋滞の予想。高速道を使わないで行ける山といえば秩父か奥多摩。とりあえずは秋とキノコを求めての山行と決め込んだ。
で、選んだのが松姫峠から登る奈良倉山。大月市制定の富獄秀麗十二景の一山でもある、あわよくば富士山も眺めてみたい。

 松姫峠で身支度を整えていると、きのこ狩りと思しき二人組が大きな籠を背に大マテイ山方面の山道から出てきた。収穫を問うと、なんにもない!と無愛想な答え。まだ季節的に早いのか?

 でも、登山口ですぐにきのこを発見!どうやらイグチの仲間のようで、後で調べてウラグロニガイグチと同定。もちろん食用、うまい出汁がでるらしいが、その色合いからはちょっと食欲が湧かない。他にもマスタケ、ツエタケなどを見つけたがまだまだ早いようだ。

ウラグロニガイグチ  ブナ林の中の平坦な道を一時間足らず。往復とも無粋な林道コースを避けて山道を選んだが、坂道となるのは山頂手前の10分程度。あっけなく山頂。いかにもわびしげな山頂標識の足下に一輪のフシグロセンノウが鮮やかな橙色で存在をアピールしていた。

 富士山の展望は得られなかったが、シラヤマギク、ワレモコウ、アキノキリンソウ、ツリフネソウ、アキノタムラソウ、ミズヒキ、ツリガネニンジンソウの花々が眼を楽しませてくれた。

2003.9.14

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