先々週、ふらっと出かけた山道で思いがけなくムラサキアブラシメジモドキの群落を発見して大喜びしたけれど、目的の山までは到達できなくて日向沢の峰で引き返してしてきました。今回はそのリベンジ?というわけではなく、あわよくばキノコを収穫したくって再び蕎麦粒山(1473m)を目指しました。
日向沢の峰から蕎麦粒山に至る尾根は一定の幅で木々が切り払われていて県境を兼ねた防火帯になっています。その尾根道は山に棲む獣たちの絶好の遊び場になっているようで、登山者に驚いた鹿たちが慌てふためいて逃げまどった足跡がそこかしこに残されていました。それもたった今までその場に群れていたかのように。心なしか時折獣の臭いが風に乗ってくるような気がします。
ムラサキアブラシメジモドキの時期は既に終わっていましたが、奥多摩の自然の豊かさを堪能してきました。