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下諏訪町 桜城址

  桜 城 址

桜 城 址 桜 城 址

諏訪総領家の上原城、総領家最後の城・桑原城、諏訪大祝家の干沢城と攻めまわった最後の仕上げは、 諏訪大社下社の神官・大祝の金刺氏の本城とされる桜城。
金刺氏は下社秋宮の南側に隣接する霞ヶ城を居城にして、上社の諏訪氏と抗争を繰り返してきたが、 永正15年(1518)昌春の時に上社の諏訪頼満に追われて逃亡する。 その後、信玄が諏訪地方を手中にしたときに湖北地域や塩尻峠、 小笠原氏への抑えとして取り立てられ修築されたと考えられている。
今回はいずれも滅びの道を辿ってしまった武田氏そして諏訪氏、金刺氏ゆかりの城を攻め歩いたが、 草木に覆われて昔日の面影を偲ぶよすがもない桜城址の本郭から眺めた諏訪湖が印象的ではあった。

2018年5月28日

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