美ヶ原を訪れるのは何度目のことだろうか。松本生まれの私にとっては昔から馴染み深い高原だ。アルプスよりも美ヶ原を眺めながら育ったと言ってもよいかも。
遠足で、仲間と、親戚と、結婚前のカミさんとも、その後は家族で、長野に転勤になってからでも2回目。
そのくせ、何故か王ヶ頭の山頂に立ったことがない(記憶がない)。今回もチャンスを逸してしまった。だが、まあ、また行く理由が出来たということで良しとしよう(^−^;
テレビ塔が林立する王ヶ頭付近から王ヶ鼻をブラブラと花々を愛でながら散策した。この時期の美ヶ原はヤナギランやマツムシソウ、ハクサンフウロなどのピンク〜紫系の花々が鮮やかに咲き誇っている。そんな中でニッコウキスゲがまだ居るぞ!とばかりに一本だけ咲いていたり、ウメバチソウが遠慮がちに小さな白い顔を見せたりしている。
王ヶ鼻に向かう山道の両脇に広がるお花畑の見事さにメモリーギリギリまでシャッターを押し続けるのではありました。