心穏やかならざる日々が続いての週末。天気予報では晴れ。気晴らしにアルプスの展望とキノコを求めて、ちょいと遠いが再び入笠山を目指す。
秋色を増した林道を走り登山口に到着。その頃には雲行きも怪しくなり身支度もそこそこに歩き始める。登山道脇をキョロキョロ見回しながらの山歩き。歩き始めてすぐに可愛いヤマイグチを発見。でもそれだけ。
およそ30分であっけなく山頂。山頂には咲き残りのマツムシ草が風に吹かれて寒そうに揺れていた。周囲の山々は雲間に隠れ、今回も山座同定を楽しむことはできなかった。
雲間から下界に射す陽光が選ばれたその町だけを暖かく祝福しているように見えた。