梅雨は中休み。鮎にするか山にするか、鮎は雨でも釣れる、ってなことでお手軽な山歩き。
奥多摩三山のひとつ御前山(1405m)は三度目。今回も自宅から最短距離の登山口・大ダワから登る。尾根道の左手は寒々とした針葉樹の人工林、右手は落葉広葉樹の雑木林。瑞々しい緑の木々の間に蝉の声が賑やか。この時期花は少なく、コアジサイ、マルバウツギ、アマドコロ、散りかけのヤマツツジくらい。白い花々の中でモミジイチゴの橙色の実が眼に鮮やか、幾つかを口にして甘みを楽しむ。超!美味。
山頂からは霞がかかって展望は得られず、早々に下山開始。MTBを担ぎ上げてくるグループに出会う。尾根道のアップダウンを疾駆するのが爽快なのだろう、この山域では時々見かける。でもこの山道は予想外にハードだとかで顎を上げていた。MTBが文字通りマウンテンバイクだと今更ながら気がついた。