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小平漁協のフォト日誌

川苔山・百尋の滝

川苔山・百尋の滝

 ここ数週間は土曜日となると決まって天候不順。山も釣りも遠出をするにはイマイチ気分が乗らずにウダウダと潰した日々ではありました。でももう限界!鈍った足腰を癒すためにも何処かに行かなくっちゃ、てなことで、行ってきました百尋の滝。
 川乗橋付近に車を置いて日原川の支流、川苔谷をのぞき込みながら林道を歩く。途中に数日前に崩ればかりの現場もあって、帰るに帰れない工事車両があちこちに放置されている。
 細倉橋からようやく山道。若い男女半々の30人ばかりの団体さんが「ここから本格的なやまっ〜」ってな感じで点呼を取って出発するところに遭遇。大学のワンゲルか、はたまた合コンか?ん?昔は合ハイって言ってたっけ、女子大との合同ハイキング。
 細い山道で渋滞しているところを追い抜かせてもらってさらに前進。ちょいと足を踏み外せば100メートル下の谷にゴロゴロと落下しそうなスリリングな山道が続く。でも谷底の流れはあくまでも魅惑的。途中で氷川漁協の発眼卵生育状況調査隊の人々に遭遇。「ヤマメは無事に育っているよ」と親指と人差し指でサイズを示して嬉しそうに語ってくれた。
 益々谷底の流れが気になって、しばし魚影を求めて眼を凝らす。就餌ポイントで反転する小さな魚影をいくつか確認した頃、ようやく百尋の滝。
 百尋といえば約150メートル、でも実際には25メートルほど。マイナスイオンのシャワーで出迎えてくれて、日頃の不摂生も洗われる思い。ここから2時間足らずで川海苔山山頂だが既に12時半。ヤマメの姿も見られたことだし本日はここで打ち止め。十分に休憩して立ち上がった頃、ようやく団体さんが追いついてきた。今日は何処まで行くのやら、あのペースだと山小屋泊まりか?
 よけいな心配をしながら来た道をたどる。谷底に2〜3人の釣り人の姿を認める。源流もどきのハードな釣行になりそう。機会があったら挑戦したいものだ。

2003.4.13

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