秩父付近の荒川は15日に解禁。長瀞下流はひとあし早く1日に解禁。私の渓流釣りの師匠、でも鮎は3回目の釣友との久々の釣行。 でも釣況は芳しくなく、みんなみんな丸ぼーず。たまに竿を曲げたかと思えば山女魚のスレ。 釣り人の罵声を浴びながらカヌーやラフティングの若者が降って行く。何か苦いものがこみ上げてくる。
本日解禁の多摩川。立ち込む隙間もないほどに竿が林立と思いきや、立ち込んでいる釣り人は僅かばかりで、「釣れるわきゃない」と早々と見切りをつけたか見物を決め込んで河原で談笑する釣り人ばかり。川には気怠い雰囲気が溢れていて、竿を出す気力も失せてしまった。
未練がましくも秋川に場所替え。ここでもやはり状況は同じようで、竿を出している釣り人を囲んで「追うかい?」「追わないね〜」「やっぱりね」「そうだろね」とぼやきの声ばかり・・・・・益々萎えてとうとう竿を出さず仕舞い。自宅に帰ってフライを巻いた(^−^;
それにしても、天然遡上のない都市近郊の川。放流魚を釣りきったらそれで終わりの、ほとんど釣り堀状態。しかも年々歳々養殖鮎の性格も変化して、なにやらもの悲しい夏の風物詩だ。