「心に傷を持つ人が釣りをする」と言ったのはハテ?放浪の釣り師・山本素石翁だったか・・・。傷ができるほどでもないが、1週間、2週間と巷で暮らしていると塵芥や酒精やらがその時間分だけ身体の中に澱のように蓄積してくる。釣りに行くほどでもないから、山を歩く(^−^)
とかなんとか不明の理屈をつけて本日は丹沢を歩く。初めての丹沢、とりあえずは三ノ塔(1205m)を目指す。丹沢山塊の雄大な展望を期待しつつひたすら高度を稼ぐが生憎の春霞、相模湾は望めず背後の大山(1251m)だけが名前に違わぬ大きな山容を見せている。
山頂にたどり着く頃には風も強く雲も出てきて、辛うじて塔ノ岳とそれに連なる峰々が見渡せるだけ。心に雄大なパノラマを描きながらいずれの日にか再挑戦することを誓って下山開始。