ポリタンクを車に積み込んで各地の名水を汲み歩く人たちを「ポリタン族」と呼ぶのだそうな。
私がポリタン族の仲間入りをしてはや5〜6年になりますが、ここしばらく通い詰めているのが入間川源流部にある湧水。名栗村の名郷から沢沿いの林道を登り詰めたドン詰まり、そこからさらに仙道が続いています。そうなると登ってみたくなるのが習性というもの。
湧水の源となる尾根筋をたどり大持山(1294m)に登ってきました。山頂からは奥多摩方面は雲に隠れて展望は得られませんでしたが、秩父のシンボル武甲山(1295m)が黒々とした背中を見せ、武川岳や伊豆が岳の山並みが眼を楽しませてくれました。
ちょうど陽溜まりとなった山頂の三角点の上にバーナーを置いて、汲んできたばかりの名水でコーヒーを沸かし、初冬の気配濃厚な木々の佇まいを楽しんできました。