そろそろ鮎も終わりだというのにホームグランドの、いやホームリバーというべきか、荒川の状況がいまいちのようなので、ふらっと奥多摩の山に出かけてきました。
一応の目的地を蕎麦粒山か川乗山にしていたのですが、地図の読み違えでルートをミスしたり、途中でキノコの大群落を発見したりで、とうとう目的地に到達することはできませんでした。
それでも川乗山と蕎粒山を結ぶ尾根上の日向沢の峰にはなんとかたどりつきました。手作りの山頂の標識がいじましく微笑ましさを感じました。
幅のある尾根道にはかっての原生林の面影を留めるかのように森の精を思わせる奇怪な巨木や枯木が所々に点在していました。
曇り空のため奥多摩の山々の展望は得られませんでしたが、久しぶりの山歩きを堪能してきました。
鮮やかな紫色に輝くムラサキアブラシメジモドキの群落を発見できたのが何よりの収穫でした。