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小平漁協のフォト日誌

甲武信ヶ岳


 今年は夏休みを2回に分けて取ることにしました。前半はかねて念願の夏山登山で女房孝行を、 後半はフィッシングネットワークの仲間と恒例のキャンプ&フィッシングを楽しもうというのが今年のコンセプトです。
 で、前半戦、登ってきました甲武信岳。言わずとも知れた信濃川の源流を発する名山です。 源流に沿っての山登りは快適ではあるけどけっこう疲れます。わき目も振らずに登るには何分にも誘惑が多すぎます。 流れの中に岩魚の姿を認めては立ち止まってジ〜ッと眺めたり、 キノコを発見してはいちいちデジカメを取り出して撮影するのでその度に停滞してしまい、 登りにたっぷり4時間はかかってしまいました。

 ヤマイグチ、ツバフウセンタケ、スギタケモドキ、ヤマドリタケ、ミネシメジ?  今年は秋が早いのか、それとも甲武信岳が豊かなのか、やたらとキノコが眼に飛び込んできます。 ほとんどキノコ眼状態。女房に叱責されて収穫するのは下山時にすることにして取り敢えず山頂を目指しました。

 信濃川水源地では埼玉のカヌークラブのパーティに出会い、記念写真のシャッターを押してあげました。 荒川の源流で汲んできた水を水源で流し、信濃川の源水で乾杯する彼等の屈託のない若々しさが羨ましくもありました。 これから2年掛かりでカヌーで信濃川を下るのだとか。
 2475mの山頂からは昨年登った 国師ヶ岳(この山もキノコが豊富だった!) や金峰山が眼前に展開して、しばし登頂の満足感を味あわせてくれました。 しかし、しばらくするとパッケージツアーかはたまた老人クラブか、 団体さんがガヤガヤと登ってきて山頂を征服してしまったので追われるように下山開始。 目星を付けておいた地点でシッカリとキノコを収穫して帰ってきました。

 その日は信州の親戚宅で一泊、翌朝早く開通したばかりの安房トンネルを抜けて新穂高ロープウエイで西穂高岳登山口まで一直線、 槍ヶ岳や西穂高岳、焼岳、そして遠く加賀の白山を展望してきました。
 そんなこんなで夏休み前半終了。


6時30分 毛木平 〜 7時30分 ナメ滝 〜 9時30分  千曲川源流点 〜

 11時00分 甲武信ヶ岳山頂 11時40分 〜 16時30分 毛木平

1998.8.11

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