安曇野風来亭 道楽日誌 操業日誌 戦国山城散歩 キノコ図鑑 小平漁協書籍部 自己紹介

小平漁協のフォト日誌

榛名山麓

榛名山のイノシシ

今日は安曇野でNPOの仲間がイベントを実施している。 「信州ふるさとづくり応援団」安曇野支部の第2回目のふるさとづくりフォーラムだ。 高崎に居ながら何故か本部事務局を預かる私としては、何はともあれ駆けつけなければならないところなのだが、 病み上がりのこととて今回は勘弁してもらった。
さりとて、釣友のワカサギ釣りの誘いにもイマイチ乗り気になれず、体力の回復度合いを測らんものと榛名富士の登頂を目指すことにした。
しかし、湖畔に到着したころには山頂付近は雲に隠れ、外気温は2度、雪さえ舞い降りそうな気配に怯えて、すぐさま方針転換。 かねて目をつけていた掃部ヶ岳の湧水を探す。しかし、道路沿いにあるというのになかなかみつからない。 「ふれあいの郷」の管理事務所で尋ねて漸く所在が確認できた。 水汲みの車列が道幅を狭めて危険なので道路脇までパイプで引いていたのを警察の指導により数年前に止め、 看板も撤去したのだとか。 水は沢沿いに100m程登った所にこんこんと湧き出ていた。
帰途、車の前方にクマと見間違うような大きめの黒い獣と 大小2頭の茶色いイノシシが道路脇で地面を嗅ぎまわるような仕草をしているのを発見。 親子のイノシシのようだ。大きめの茶色の方はいち早く藪の中に駆け込んでしまった。 母イノシシのようだ。 ゆっくり近づきながらカメラを探し、車を止めてシャッターを切る。 後続車がもどかしそうに追い越しをかけていく。 子供のイノシシが藪の中に逃げ込む。次いで、クマかと思われた雄イノシシが悠然と藪の中に消えて行った。 助手席の窓から見ると、林の中で待っていた母猪と一緒になってこころなしか胸をなでおろしているかのような風情だった。 でも、そのシーンの写真はピンボケだった。

2007年11月17日

NEXT >>