安曇野に移住以来初めての釣行で、ヤマメを釣り上げた。
今年こそは復帰せんと、犀川の解禁とともに入漁章を購入したものの、例年にない冷え込みと強風にめげて竿を出せなかったが、ここしばらくは初夏を思わせる暖かさ。解禁当初とGWには賑わいを見せていた犀川は、釣り人の姿も無くいたって穏やか。
犀川橋上流の三川合流地点の河川敷まで車を乗り入れて安直なルアー釣り。6年ぶりなれど、相変わらずのお気楽釣り。
昨日「お水迎えの儀」が挙行された岸辺から常念岳めがけてキャスティング。
四の五の考えるいとまも無く三投目、懐かしい感触とともに流れから出てきたのは23センチのヤマメ。
常念岳に捧げて記念写真。あっけなく釣れたこの1尾で満足して納竿。
そしてルアーロッドとリールの封印を決意。北海道に出張した折に函館で入手したクローズドフェイスのリール。
20年ほども使いこんできたレアもののリールだが、これがあるおかげでつい安直な釣りに走ってしまうことが多かった。
通りすがりの川でチョイと一振り、随分と楽しい思いをさせてもらった。
致命的な故障を起こす前にこの愛すべきリールを封印することとしよう。
さて、次に封印するのは渓流竿かテンカラか、はたまたフライロッドか?