ここ数年毎月のように宇都宮に来ているが城を訪れるのは初めてのこと。
「来れば愉快だ宇都宮城」と大書されて翻る大きなのぼり旗に出迎えられ、高い土塁の上の隅櫓を見上げ濠の周囲を歩いた。
確かに愉快だ。こんな復元の仕方もあるのかと思わず失笑。
説明看板によれば
@歴史資料は発掘調査結果に基づいた本丸の一部復元
A中心市街地の活性化の拠点づくり
B防災の拠点づくり
以上を三つの柱として整備したとあるが、その限りではアーティスティックなモニュメント風で、
「宇都宮の新しいシンボル」となっているかもしれない。
ここまでやると確かに愉快だが、キャッチコピーがどことなく自虐的に思えてならないのは自分だけか?
内堀と清明台隅櫓 土塁に開けられた入口
これはアートか?清明館の堀底 御本丸広場
2010年10月9日