米沢には数年前に訪れたことがある。その時は米沢城に隣接する置賜文化ホールでイベントの仕事があり、
前夜に米沢入りして翌早朝から準備、午後に本番、終了とともに東京にトンボ帰りというタイトなスケジュールだったので、
米沢城の杜を近くに眺めながら心を残して帰ってきた。
謙信に関わる山城や史跡を訪ね歩くにつけ、その折に米沢城を訪れることができなかったことを後悔していた。
このたび漸く念願がかなって訪れることができた。
もちろん、その時には味わえなかった米沢牛にも舌鼓を打ったことではあった。
米沢城は伊達正宗誕生の城であり、後に直江兼続が30万石で封じられ、関ヶ原の合戦後には主君の上杉景勝が会津から移封された。
それに伴い謙信公の遺骸が安置された祠堂跡がある。
「天地人」ブームの余韻なのか、それとも根強い謙信人気なのか、
思いの外の人出に驚きながら謙信公が祭神として祀られている上杉神社に詣でた。
しかし墓参は敬遠してきたので、謙信狂いがこれで一段落するとも思えない(^-^;
上杉神社舞鶴橋 米沢城内堀
米沢城菱門橋 桜の老木
2010年10月10日