安曇野風来亭 道楽日誌 操業日誌 戦国山城散歩 キノコ図鑑 小平漁協書籍部 自己紹介

小平漁協の通勤娯楽

1998.12.9

前回は私がお薦めする文庫本ベストテンを様々な釣りを一応網羅して紹介しました。 海釣りにしても淡水釣りにしても様々な釣りがあって、形態も小説やらエッセイ、紀行文、ルポなど多種多様。 小説になじむ釣り、エッセイになる釣り、また、本を良く読む釣師、読まない釣師はそれぞれどんな釣りを好むのか? 機会があったら統計でも取ってみようかと思ってます。まあ、結果はおぼろげには推測できますが。
  で、今回は読者の方からの本の紹介です。

*******<1>  福岡のnaoさんから、早速ご紹介いただきました*******
どうも,初めまして!
福岡の釣りクラブ BILLOWS FISHING CLUB の nao と 申します。よろしくお願いいたします。
「小平漁協の通勤娯楽」創刊号,拝読させていただきました。
今日は,僕の好きな本を1冊ご紹介させていただきます。 ちょっと古い本で、しかもローカルなのかもしれませんが、たいへん気に入っております。
『風の戯言(たわごと)』  呑奇鵬程(どんきほうてい)氏 著
発行 ライトハウス出版
福岡市中央区警固1-12-5 東警固ビル101
092-741-4613 FAX 092-741-4633

鹿児島県トカラ列島巨魚迎撃記というもので,説明には
>トカラ列島で単独テント生活をしながら巨魚を追い続ける
>男の魂の叫びを聞け!
>第1部宝島編〜第4部悪石島まで収録
>椎名誠氏絶賛
とあります。

この本は,ドキュメントで,説明にもあるように長期間 (1年くらい)トカラ列島の各島で釣りのためだけにテントで暮らし、 竿を振る。男のロマンと夢を感じさせてくれる1冊です。
 よろしければ,読んでみて下さい。簡単ながら,ご紹介まで。
大和市ののぼりさんからの投稿です******************

 PCーVAN フィッシングネットワーク4番地の’のぼり’です。
 ご無沙汰しています。
 最近の私は、築地に転勤後、同僚だった嫁は退社、 今日明日にでも出産。通勤時間が往復3時間という状況で、安価な趣味の雑読化が進んでいます。 殆どの本が会社の後ろの中央区役所や、大和市の家から10分の図書館のものなので記憶がやや曖昧なことは許して下さい。 平均月20冊くらいの雑読です。

 一時盛り上がりましたよね。固茹派釣り作家。 あれからもっと最近流行の固茹派作家が釣りにはまっていることが判明。「新宿鮫」等で都心、 警察VSヤクザ、バイオレンスというマンガチックなポリシーで若者に人気の「大沢在昌」さん。 エッセー、短編集で、ほのぼのメバルを釣るシーンとか泣かせます。 また、最近の「新宿鮫」の最新判でもホシのキーマンが葉山の別荘で監視を兼ねて、 ボートでキス、カワハギを楽しんでたりします。今後がケンゾーさん系になりそうで楽しみです。

かなり前に刊行された本ですが、喜多島隆氏が沖釣り大好きだそうで.. サーファー系ミーハー作家?「ミッドナイト・フィッシング」 「ドラゴンフィッシュを釣りあげろ」はいはい。こんな船長いるか!!
で、新作の「天使のリール」。 人物設定が相変わらずマンガ系。西海岸の影響強すぎですが、 釣りの描写は楽しめました。沖釣りを始めたい人には夢を与えるかもしれませんね。

     まだネタありそうなのでメルします。のぼり
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<管理者注>
「ミッドナイト・フィッシング」  喜多島隆 光文社文庫 1993.6.20
「ドラゴンフィッシュを釣りあげろ」喜多島隆 光文社文庫 1993.9.20
「天使のリール」 喜多島隆 中央公論社 1997.12(未だ文庫落ちせず)
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福岡のnaoさん、大和ののぼりさん、ご紹介ありがとうございました。
あなたが推薦する「釣り本」や「釣り本」に関する情報があったら教えて
ください。 ここで紹介していきたいと思います。

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