何故か今までは見過ごしてきた本。一度ならず手にしてパラパラと頁をめくってみたことはあるのだが、
書名からくる先入観のためかレジまで持参するには至らなかった。多摩川での魚釣りなんて考えられもしなかったからだろう。
でも、今回は買ってしまった。先月多摩川源流部の笠取山に登ったことこともあって、
ようやくタイトルに訴えるものを感じた為かもしれない。
著者が子供の頃、多摩川の源を求めて景信山/陣馬山の三角点にたどりついた
3日間の徒歩旅行を追想するエッセイがそのまま書名に。書名と内容の落差に違和感はあるが、
釣りあり狩猟あり、けものたちとの出会いありの自然の香りが充満する画文集。
タイトルにやや難アリ(^-^:
NEXT