今年は釣りも釣り本も不作の年か?不景気な時には釣りが流行るというが、
未曾有の不況で出版までは手が廻らないということか。何故か古書店ばかりが元気で、
あちこちにチェーン展開している。そんな古書店にフラっと立ちよってみるのも楽しみの一つになりつつある。
そこで見つけたのがこの本。
推敲に推敲を重ねる作家なのか、
同じタイトルの小説が釣り人ノベルズから出ているが書きだしその他少しづつ異なるようだ。
暇と気力があれば比較考証するのだが、評論家じゃないから割愛。
読むほどにそのなかに流れる時間が懐かしい。「幻魚」がお薦め。
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