今年も、鮎、渓流ともに満足な釣りもしないままシーズンが終わってしまった。
釣りに恋焦がれ釣り竿なしでは居ても立ってもいられない!な〜んて、
焦燥にも強迫観念にも似た情熱はとうに失せたようではあるけど、いつまた焼けボックイに火が着くとも限らない。
問題はオフシーズン、秋から冬にかけての過ごし方、釣り本漁りなり山歩きなりでマインドコントロールせにゃならない。
でもまあ、かえって心のどこかでそれを待ち望んでいるのかもしれない。これまでにやったことのある釣りに回帰していくのか、
それとも未知の釣りへと流れていくのか、楽しみではある。
んで、
このところ誘惑の電磁波を送ってくるのがフライフィッシング。その先達とも言うべき釣師が「芦澤一洋」その人。
日本の河川にフライフィッシングは似合わないという人もいるが、今やすっかり川の風景として定着している。
「フライフィッシング紀行」の続編の本書は日本の川の釣り紀行。紹介されているいずれの川へも私は釣行したことはないが、
川と魚と自然に懐かしさと愛しさを感じさせてくれる。著者の言う「一期一会の川」、
私にもそんな川が心の中にいくつか流れている。
本日、51歳になった。
晴れてフライフィッシングに挑戦してみよう。
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