このところJR中央線は、雪だ!人身事故だ!信号故障だ!防護無線だ!と、
止まってばかり。2〜3日に一回は何かが起きているのが中央線。
車内放送のちょっとした言い回しや間違いがいちいち気に障ります。
こんな時にはコートに忍ばせた本が清涼剤になります。
でも、文庫本の活字ではぼちぼち目がキツイので自ずとハードカバーということになります。
ここ暫くは小田原在住の小田淳の小説を読み耽っています。
「元禄釣り侍」 小 田 淳 叢 文 社 1500円
「女毛鉤師の恋」「釣道無心」「浪人竿師」「妖鯉」の4編。
いずれも釣りをモチーフにした時代小説、著者の他の作品同様、
ほぼ必殺ワンパターンの筋建て。そのぶん気楽に読める。
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