小平漁協のフォト日誌
病窓から眺めた山々
長野に転任早々不覚にも病に倒れ２ヶ月間ほど入院していました。点滴パイプに繋がれた入院生活の合間に病院の窓から眺める山々のなんと美しいことか。朝な夕なに点滴スタンドを引っ張りデジカメをぶら下げてビューポイントを求めて病棟をうろついていました。
病窓からは長野市の街の背後に悠然と聳える飯縄山をはじめ四阿山、本白根山、天候しだいでは遥か北アルプスの山々も見えます。餓鬼岳、鹿島槍、五竜岳、さらに槍ヶ岳や穂高岳までも。退院したら片っ端から登ってやろうと決めました。
病室にパソコンを持ち込んでカシミール３Ｄで山座同定するのも楽しみのひとつ。山頂にカメラを構えたつもりになって山々の展望を疑似体験できる優れものソフト。このフリーソフトにどれほど慰められたことか。
退院して早速出かけていったのは毎日病窓から眺め真っ先に登ろうと考えていた飯縄山。体調は回復したものの体力・脚力はまだまだ。一の鳥居の登山口から暫く歩いて早くもダウン。未練がましくキノコハンティングに切り替えて秋色の山麓をうろついてきました。
その後も四阿山や妙高山、戸隠山の山麓までは行ったものの登山口からの一歩が踏み出せません。山歩きはまだまだ先のことになりそう。