安曇野風来亭 道楽日誌 戦国山城散歩 山歩き日誌 キノコ図鑑 操業日誌 小平漁協書籍部

風来亭 フォト日誌

越後 村上城址

村上城址

村上城址 村上城址 村上城址

村上城址 村上城址 村上城址

村上城址 村上城址 村上城址

かって新潟に住んでいた頃に村上には何度か訪れたことがあったが、残す町並みに城下町の面影を意識したことはなく、 城址に関心を寄せたこともなかった。新潟を離れて久しいこの頃になって漸く興味を抱くようになって訪れた。
上杉謙信に反旗を翻して包囲されながら最後まで落ちなかった本庄繁長の村上城。 本庄繁長はその後謙信に仕えて景勝の代に至るまで忠臣として活躍した。 城跡は石垣が多用されて近世城郭に様変わりしているが、越後の最北にあって剛勇を鳴らした繁長を偲ばせる城跡だ。

2019年12月18日


<現地案内看板>   国指定史跡 村上城跡 (平成5年6月8日指定)


この城は、室町時代以来この地方の地頭本庄氏の根拠地でしたが、慶長3年(1598)国替えでこの地に入った村上頼勝が大改造を加え、 その後、堀直寄、松平直矩によって本格的に築造され、三層の天守がその偉容を誇っていました。 しかし天守は、寛文7年(1667)に落雷によって焼失し、以後、建立されませんでした。
現在は、臥牛山上の本城の諸郭や門、天守、櫓の跡がよく原形をとどめ、 とくに300有余年の風雪に耐えた高石垣は当時の石工技術と力学の結晶であります。
別名、舞鶴城と呼ばれました。

<< BEFORE<< >> NEXT >>