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城割りされた押野城跡

押野城跡が破壊されたとの新聞報道で現地の確認をしてきました。
以前は林と藪にひっそりと隠れた山城跡でしたが、 木々が切り倒され重機で蹂躙された押野城はまさに満身創痍の悲惨な姿を晒していました。 武田信玄の城割りもここまではすまいという凄まじさです。
何故こんなことが起こりうるのか厳しく究明されてしかるべきですが、 この事件まではここに戦国時代の山城があることなど、市民ばかりでなく行政も頓着していなかった訳で、 他にも多くの山城が存在する安曇野市にとっては、関心を喚起する良い機会にはなったかもしれません。 それはそれとして、原状回復するだけでなく当時の状態に修復するということはどうでしょうか? 重機によって無造作に破壊された城址をその重機によって修復させるということで。

押野城本郭跡

本郭跡から犀川越しに会田川方面 こや城跡を望む

帯郭跡 押野城破壊跡

本郭西側の帯郭跡は辛うじて残った     本郭を破壊寸前にした重機の跡

押野城破壊跡 押野城本郭跡

本郭の東側に重機で作られた道が出現     石碑と祠が無かったら本郭も破壊されていた

2015年5月6日

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