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飯山城址(飯山市)



2007年5月3日

長野県史跡飯山城址 (現地説明板より)

> この地は、東は千曲川に沿い、西は関田・斑尾の山地に囲まれ、越後への軍事交通の要地であった。 城は独立丘陵を削りならして構築した平山城で、梯郭式に本丸・二ノ丸・三ノ丸が南北に連なり、 その西側は帯郭・西郭・外郭に区画され、四周は一重の濠を巡らす。本丸の南面は特に防御を固め、濠は深く、 土塁は高く、急傾斜で 東・北・西の三面は直立に近い石垣を築く。本丸・二ノ丸・三ノ丸には城主の居館・ 政庁・城櫓があり、西郭は重臣の屋敷、濠外は家中屋敷・公共施設、その外側には城下町が発達していた。 この城はもと常磐牧の泉氏の居城で、のち上杉謙信の属城となり、永禄7年(1564)頃、武田信玄の侵攻に備え、 謙信の創意の縄張と、さらに上杉景勝の修築による特色ある城郭で、上杉氏の信濃出陣の拠点となった。 慶長3年(1598)上杉氏の会津移封後は、関・皆川・堀・佐久間・松平・永井・青山・本多の諸氏が交替して城主となった。

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