GWは釣りを楽しまれた方も多いでしょうね。
かく言う私はかねて念願の百名山・
瑞牆山
で2泊3日のキャンピング&登山を楽しんできました。あわよくば釣りもやりたいものと、往復の道すがら、
秩父の荒川、中津川、信州の千曲川、甲州の塩川の渓を眺めてきましたが、どこもかしこもフライフ
ィッシャーの数の多さに驚かされました。
さて、正しい?釣り人はGW期間中は竿を担いで海や川に出かけてしまうのですから新しく釣り本が新しく
発刊されるはずもなく、今回も既刊本をご紹介。
「アマゴに片想い」西山 徹
毎日新聞社 1400円 1998.5.30
テレビの釣り番組でフィッシング・キャスターとしてお馴染みの著者の少年時代からの釣り遍歴、
四季折々の様々な釣りをまとめたエッセイ集。
土佐の高知で魚釣り好きの父親のもとに生まれた筆者は幼少の頃から父親の釣り姿を見て育った。
「振り返ってみると、ボクと父との接点は常に釣りであった。幼いころ、
野球も教わらなかったし水
泳も教わらなかったけど、釣りだけは、異常なくらい丁寧に教えてくれたのだから。」
小学校入学とともに小鮒やオイカワ釣りを、3年生頃には大人達に混じって鮎の毛バリ釣り、
そし
てその夏にはなんと友釣りを覚えて初釣果が4匹。さらに鯉、ボラ、シロギス、ナマズと、
仲間と学校をサボっての釣り三昧。そして6年生の時にはその美しさに心底感動したというアマゴ釣りを経験する。
やがて中学、高校、大学と、その後もずっと釣り、職業まで釣りという筆者の筋金入りの釣り人生。
「食う、寝る、釣る、だけの生活がしたい」もう見事!というしかない。
毎日新聞社から同著者のエッセイ集が他に2冊刊行されている。
「イワナが笑った」 毎日新聞社 1996.7.10 1400円
「イワナの昼下がり」 毎日新聞社 1999.9.30 1400円
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