「フライフィッシング紀行」 芦澤一洋
つり人ノベルズ 950円
「フライフィッシング」という言葉を初めて知ったのは、ハテいつの頃だったのか。
もう20数年前に読んだ芦澤一洋著の「バックパッキング入門」ではなかっただろうか?
アウトドアライフの用具一式をパッキングして背負い野山を旅するバックパッカーのスピリット。
やたら即物的な直輸入言語が羅列されたその本は、今も書棚に並んでいて、
どうやら私のアウトドアライフのバイブル的な位置を占めている。数年前に訪れた
ヨセミテへの憧れも実はこの本の影響によるものかもしれない。
20数年を経て再び氏の著作に触れたが、やっぱりコナレ切れないカタカナ言語が私には苦い。
「<付録>ふるさと-日本の川」が私にはやさしい。
フライフィッシャーマンの先達、故芦澤一洋氏に合掌!
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