安曇野風来亭 道楽日誌 操業日誌 戦国山城散歩 キノコ図鑑 小平漁協書籍部 自己紹介

小平漁協の通勤娯楽

2000.10.29

紅葉とキノコ狩りの季節ですね。例年なら群馬県方面にきのこ狩りに行くところですが、長距離ドラ イブがそろそろキツクなってきており、もっと近くに穴場はないものかと、 奥多摩から山梨の丹波山村方面をチョイと偵察してきました。クリタケ、キヌメリガサ、ナメツムタケがそこそこ採れました。


 釣り好きが高じると海外を目指すのか、それとも釣り人で溢れる日本の河川に飽いたのか、 竿を担い で海外に飛び出す日本人が増えている。 カナダやニュージーランドあたりはポピュラーでパッケージツアーのバリエーションも豊富だ。 だが、ヨーロッパとなるとまだまだ開発途上。

「アルプス・ピレネー鱒釣り紀行」中村和彦

 健友館 1300円 2000.8.20 

 「ヨーロッパで鱒釣りをしたい」と、2ヶ月間の休暇を取って、スペイン、イタリア、オーストリア、 ドイツ、フランスとレンタカーを駆ってキャンプをしながら釣り巡った若者による記録。 まずはスペインのマドリッドでレンタカーを借り、一日目は車中泊、二日目にテントやガスコンロなどキャンプ用品を購入、 ピレネー山脈の麓を目指す。 三日目にしてキャンプ場内を流れる川で初めて餌 釣りで15センチのトルーチャ・コムン(ブラウントラウト)を釣り上げる。 翌日はルアーで試みるがア タリなし。再び餌釣りに切り替えるとすぐに18センチ。 一尾だけ昼食用にキープ。こんな具合に著者の念願だった二ヶ月に及ぶヨーロッパの釣り旅が始まる。時として英語も通じない 地方での釣り旅。ライセンスを得るのも容易ではない。  ヨーロッパ各国の釣り場やキャンプ場ののどかな雰囲気や人々との出会いが飾り気のない簡潔な文章 で淡々と表現されていて、 著者の気張らない自然体に好感。 他に、私の書架にあるヨーロッパの釣り紀行の本

「新編・釣魚迷」       西園寺公一 つり人ノベルズ 880円 1992.6.10
「スペインの休日」     橘 敏明    つり人ノベルズ 880円 1993.2.10
「スペインの鱒釣り」   木村 榮一   平 凡 社     1800円 1996.10.9


NEXT